市営住宅の原状回復や掃除はどこまでしたら退去費用に響かないのか

2023年6月29日木曜日

引越し 市営団地

t f B! P L
24年住んでいた市営住宅から引っ越しすることになりました。
かなりDIYを施していた我が家。
結果から言うと、全ての壁紙、壁や柱の落書き、シールを剥がさなかった。風呂釜をどけた後の掃除、サッシの汚れなど結構残してしまった。という状態で手出しの退去費用は0円でした。(敷金、礼金は返ってこず)
押入れに貼った壁紙を剥がす
この押入れに貼った壁紙は綺麗に剥がせないままでした。

入居した状態に戻す

入居した時点での市営住宅には何もありませんでした。風呂釜、シャワー、網戸、照明器具、ガスコンロ、ガス給湯器、ウォッシュレットなど全て自腹で後付けしましたが、全部撤去するよう言われました。シャワーなんか残しておいた方が良さそうなもんですが市営住宅は全部撤去が基本のようです。

壁紙も剥がしておいてください、とのことでした。

撤去し捨てた家具

通常の賃貸物件なら捨てなくて良さそうな風呂釜やシャワー、網戸、照明器具、ガスコンロ、ガス給湯器、ウォッシュレット、全て捨てました。

それに加えて2段ベッド、食器棚、靴箱、ダイニングテーブル、ガスストーブ、洋服ダンス、自転車、勉強机などなど…入居した時になかったものは全て撤去しました。
5階に住んでいたのでゴミ捨てが大変です。

ゴミ捨ては市の粗大ゴミで出すのが一番安い

引越しの時に出る大型の家具のゴミは市役所が受け付けている引越しゴミで出しました。

一個いくら、ではなく1キロいくら、と従量制で料金を決める仕組み。

この「引越ごみ」でゴミ捨てにかかった費用は12000円位

収集日は粗大ゴミと同じ日ではなく指定できました。

壁紙をはいで原状回復

「剥がせる壁紙シール」を貼らなかったせいで壁紙を剥ぐのがとてもとォぉぉぉっても大変でした。
コンクリート壁に貼った壁紙シールは粘着力が強かったようで壁と塗装が剥がれてゆく…(右側の方)
ビフォー
壁紙を剥がすビフォー写真
アフター
壁紙を剥がすアフター写真
シンクの扉に貼っていたダイソーの壁紙シールも剥がす…
シンクの扉、DIY後の写真
ビフォー
シンクの扉、現状復帰の写真
アフター

塗装がハゲハゲです。

キッチン全体はここまで現状回復できました。
ビフォー
団地キッチンDIY後
アフター
キッチンの原状回復後
全部剥げなかった個所もありました。もう辛くて諦め。
ふすまにはプラ段を貼りその上からリメイクシートを貼っていたので剥がないと駄目だろうなと思っていたのですが、数枚はそのままの状態。
体力の限界でした。

掃除も中途半端

風呂釜を撤去した跡がとても汚くて最後の最後に掃除をする気力が残っていませんでした。
なのでお風呂はかなり汚い状態。

テレビなど家具をを置いていた壁にはカビもありましたが綺麗にはとれず。

壁を自分で塗り直したという情報も見かけましたが新居のDIYでヘトヘトだったので掃除もそこそこで諦めました。
市営団地の現状回復
奥の壁が汚いよ( т৹т )

どこまで原状回復するかは居住年数と地域による

何を捨て、原状回復をどのくらいしないといけないかは住んでいる地域によってかなり差がある印象です。
経年劣化の対応も地域によって差があるようなのでまずは市役所に問い合わせることをお勧めします。

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